| ガソリンの無駄遣い？ ２０１１年１０月９日（日）  紀 香： ♪ 思い出の夜は 霧が深かった 今日も霧がふる 万代橋よ 別れの前に 抱きしめた 小さな肩よ ああ 新潟は 新潟は 面影の街 ♪ まなみ： あら！ 新潟ブルースね。珍しい歌うたってるわね〜。 この歌知ってる人って結構な年齢よ。そういう私も私なんだけどね。 それにしても酔っ払ってるわね。 紀 香： 学生の頃、佐渡島出身の友だちがカラオケでよく歌ってたので覚えちゃったの。 まなみ： 若い人が歌う歌じゃないと思うけど、、、まぁ、あなたの友だちだからね。 ところで、新潟ブルースを泥酔状態で歌ってるという事は、ズバリ、新潟へ釣りに 行って貧果だったのね。 どれどれ、いち、にぃ、さん、しぃ、ごぉって、キス5匹とワッペンカワハギだけぇ？ それにこのワッペンカワハギはリリースサイズじゃないの。 紀 香： 久しぶりにカワハギを釣ったから、つい、、、 まなみ： そう、ところで一人で行ったの？ 長距離ドライブが苦にならないの？ 紀 香： フランソワーズと一緒だったから。 まなみ： フランソワーズ？ 紀 香： フランソワーズは釣りはしないんだけど話し相手になってくれるのよ。 「しばらく道なりです。」とか「この先、左から合流があります。」とか 「そろそろ2時間です。休憩しましょう。」とか言ってくれるから退屈しないの。 まなみ： それってカーナビじゃん。 カーナビにフランソワーズっておかしいでしょ！日本語しゃべるんでしょ？ だったら普通は「さゆり」とか「小雪」とか、演歌っぽい名前を付けるでしょ。 、、、って、普通は名前付けないか？ もぉ！そんな話じゃなくってぇ、貧果は分かったけど、新潟まで行って何か 収穫は無かったの？ 紀 香： 昨日まで波３ｍだったんだけど、今日は０．５ｍに落ち着くらしいし、風も弱い 予報だったので、ちょっと心配だったけど思い切って行って来たわ。 まなみ： で？ 紀 香： 海岸に着いて速攻で後悔したわよ。美しい新潟の海がこんなに濁っているなんて！ まなみ： やっぱりね。他の日に行けばよかったのに。 せめて海が落ち着いて３日ぐらい経ってから。 紀 香： そんな事言ったって、秋は行事満載で忙しいのよ！今日を逃すとしばらく釣りに 行けないのよ！だいたいサラリーマンが海況を見て釣りになんか行けるわけ ないじゃない！分かって言ってんの！えっ、どうなのよ！ まなみ： 逆ギレね。 他には何か無いの？せっかく新潟まで行ったんでしょ？ 紀 香： 久しぶりに「暖流の投げ釣りお約束外道」に会ったわ。 黒鯛の子（黒）、真鯛の子（赤）、ヒイラギ（銀）と同じくらいのサイズがヒラヒラと 鈴なりで綺麗だったわよ。最初のうちはね。 これが最後まで延々と続くのよ。ネバネバヒイラギが。 ホント、うんざりしたわ。 それと、新潟って女性の釣り人口多いわね。 どの堤防でも半数近くが女性だったわ。常磐では考えられないわね。 まぁ、新潟は波が低いし、堤防の立ち入りも割りと自由だし、女性が釣行しやすいの かもね。 あぁ、それにしても、キス釣りやってる以上は「バコバコ」とか「キスバナナ」とか 経験してみたいんだけど、茨城北部の人間には無理なのかしら？ 今度は房総へ遠征してみるわね。 まなみ： 住んでる所じゃなくて腕でしょ。 だいたいあなた、「遠征」の言葉の意味分かってるの？ 「遠征」は、自分より強い相手を求めて遠くへ行く事よ。 あなたの場合、組みし易い相手を求めて流れさ迷うから「遠征」じゃなくて 「都落ち」でしょ！ あ〜あ、なんだか今日は、支離滅裂ね。 もう帰って寝ましょ。 新潟ブルース／美川憲一 |
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